木の飾り

太陽に挑んだ月の幻

例えば、地球に初めて来た宇宙人に「カレー」を説明するなら、どうする?「兄ちゃん」の雰囲気とか、いや、そもそもこの世界の説明からするかもしれないね。

木の飾り

凍えそうな休日の早朝に外へ

見とれるくらい素敵な人に出くわしたことがありますか?
過去に一度だけ出会いました。
電車の中で20代前半くらいの女性。
女性の私ですが、ときめいてしまいました。
どれだけ手入れをしているか、という自分の努力もあると思います。
しかし、内面から醸し出すオーラはたぶん存在しますよね。
なかなか魅力的な方が多くいるんだなーと思いました。

夢中で踊る先生と季節はずれの雪
多少時間にゆとりが出来たので、TSUTAYAへ向かった。
新たにMP3プレイヤーに入れる楽曲を探し出すため。
現在進行形で、持ち歩いて聞いたのが西野カナさん。
時期に関係なく聞いているのが洋楽。
ヨーロッパの音楽もかっこいいなーと思う。
なので、今回レンタルしたのはセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンだ。
甘いヴォイスとフランス語の発音が似合うと思う。

喜んでお喋りする彼女と電子レンジ

一眼も、本当に好きだけれど、また極め付けと言うくらい好むのがトイカメだ。
2000円強あれば単純なトイカメがすぐに得られるし、SDがあればPCですぐに再生できる。
リアリティーや、奇跡の瞬間を撮影するには、一眼がぴったりだと思う。
けれども、その空気感や季節らしさを収める時には、トイカメラには他のどれにも負けないと推測する。

汗をたらして自転車をこぐ父さんと冷たい肉まん
何年か前、二十歳の時に、仲良しの3人で船に乗ってソウルに観光に出かけた。
行ったことのない海外旅行で、高級ホテルに2泊3日の宿泊だった。
街中をいっぱい観光して、はしゃいでいたけれど、そのうち道に迷った。
日本語はもちろん理解されないし、韓国語も全然通じない。
パニックになっていると、韓国人のお兄さんが、完璧な日本語でメインの場所を伝えてくれた。
今より若いころに大阪に留学して日本語の知識習得をしたという。
そのおかげで、安全に、順調なツアーを続けることが可能になった。
次の日、駅で道を説明してくれたその人に偶然出くわした。
「来てくれてありがとう」と言ってくれたので、私はこの国が印象的な国になった。
いつも行ける時には韓国旅行が恒例だ。

泣きながら話す兄さんと月夜

家の前の庭でハンモックに寝そべり、気持ちよい風に吹かれるのを楽しむ、休日の夕方の事。
頭上には少し気の早い月が瞬いていた。少年は、自分ちの猫が「ギャニャァッ!」という大きな声に驚いて、ハンモックから下に落下してしまった。
まじまじと見てみると、我が家の猫は蛇と対面し、背中を丸めて叫びながら牽制していた。
ヘビはそれほど大きくは無く、毒ももっていない種類のようだったので、少年は小枝で追っ払い、猫を抱っこしてまたハンモックに横になった。少年は、猫の背中を撫ぜてやりつつ胸の上で寝かせ、気持ち良さそうにゴロゴロと鳴く猫を見て微笑んだ。

夢中で吠えるあなたと暑い日差し
個人的に、物の趣味や気になるものが存在すると思っているけれど、どんなものか聞いてみるのが好き。
友人に質問してみると、金、スベスベの洋服、恋人のことが大好きとの事。
プラス、男性の血管の見える手の甲。
それにドイツ語のひびき。
私には理解できない。
リンゴ飴、素肌に直接ニット、かなり薄めた香水、ハスキーボイスの男女が好きだと、伝えた。
正に理解できないとの事だった。
まさにこれは、フェチという分野だという。

怒ってお喋りするあの人と夕焼け

夏休みも2週間くらいたった頃の夕方。
「カンケリ」で鬼をしている少年は、ものすごくお腹が減っていた。
捕らえても捕らえても缶をけられて捕虜が脱走するので、もはや本日のカンけりは終わりが見えない、とため息をついた。
へとへとにつかれて家に帰ると、ドアを開けた瞬間に今日の晩御飯が分かった。
メチャンコうまそうなカレーの香りに、少年は笑顔になった。

息もつかさず口笛を吹く姉ちゃんと突風
夜、眠れないときに、DVDを集中して見るようにしている。
昨夜観賞したDVDは、エスターというタイトルのアメリカの作品だ。
主人公の、エスターは、ブライトだけれど少しクレイジーな子供。
最後にはびっくりな結末が見られる。
これは観賞の真ん中で、最後にわかる事実が分かる人がいるのか疑問なほど予想外の事実。
というのは、ドキドキとさせるのではなく、非常にジトーッとような終わり方だった。
DVDは、いつでも私の夜の時間を充実させてくれる。
と言いつつも、常にカシス系のお酒も常に一緒なので、体重が増加するのが恐ろしい。

勢いで大声を出す兄さんと冷たい雨

何年か前から、九州の南に住んで台風の直撃を大変気にかけるようになった。
風の被害が全然違うからだ。
九州北部に住んでいたことも神奈川に住んでいたこともあるが、しかし、台風の風が全く違う。
サッカーのゴールポストが走っていくと話を聞いた時は、大げさだと思ったが、現実だった。
暴風域の猛威がすごい台風が直撃した後は、ヤシや大きな木は道に倒れ、海辺の道は海からのゴミでたくさんで車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海沿いの家では、車のフロントガラスが破損したり、家のガラスが破損し、風が入って天井が飛んだりと嘘だと思っていたようなことを目撃した。
直撃せずにかすっただけでも風はめちゃめちゃ強く、古い家に住んでいると家の揺れる音がたいそう心配してしまう。

目を閉じて口笛を吹くあの子と夕焼け
ちいさい時から、読書は嫌いじゃありませんでしたが、ただなんとなく、親が買ってくる本や図書室にある本を読んでいました。
本当に楽しみながら進めるようになったのは、高校時代。
国語で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを勉強してからです。
話は、彼氏を失った主役の、高校時代の回想からの幕開けです。
恋人が死んでしまう経験なんて当時もそれからも、もちろんありません。
だけど、高校生の私に主人公の切ない気持ち重複してしまいました。
初の感情でした。
主役と、私の年が近かった事、それもあってだと思います。
その帰りに、その文庫本を買って帰ったのが本を買った初めての体験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の文庫本ですが、ずっと色あせない素晴らしい本かもしれません。

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